市長の加藤千速でございます。

市民の皆さまに、5月4日午後6時現在の新型コロナウイルス感染症対策についてお知らせいたします。

尾鷲市では、4月17日、三重県より本市一例目の感染症陽性患者発生の報告を受けました。その後、現時点での陽性患者はその一名を除き、ほかに出ておりません。

市も感染阻止に、更なる緊張感を持って取り組んでおりますので、市民の皆さまにはご理解を頂き、引き続き、ご協力を頂きますようよろしくお願い申し上げます。

さて、コロナウイルス感染症の拡大が多少、減少傾向にあるとはいえ、未だ収まる気配がない中、政府は5月6日までの「緊急事態宣言」を5月31日まで延長することを決定しました。

このような状況下、市民の皆さまには、大変ご不自由をおかけし、不安と心配の毎日をお過ごしのことと、お察し申し上げます。

尾鷲市では、今後も引き続き、感染防止策を徹底していかなければなりません。
そこで、改めて皆さまに私から3つのことをお願いします。

先ず第1は、生活の維持に必要な場合を除き、外出を控えていただきますよう強くお願いします。そして、家にいるときは、十分な換気を行ってください。
また、ご家族、ご友人などへ尾鷲への帰省や来訪をしばらく、控えていただくよう、強く呼びかけてください。

2番目に、手洗いやうがいをこまめに行い、健康管理を十分行ってください。

3番目に、人がたくさん集まる場所への利用を控えてください。

次に、企業・団体の皆さまにお願いします。県外等、外におられる従業員や取引先等の尾鷲への来訪を当分の間、避けていただくよう強く要請します。

また、釣りやキャンプなど、レジャーや観光で外から訪れる方々に対しても、当分の間、尾鷲市への来訪を慎んでいただくよう強く要請しており、しっかりと対応してまいります。

具体的には、ユーチューブや防災無線、看板等で、釣りやキャンプ場所の利用を自粛要請した告知を行っておりますとともに、市の広報車を大型連休期間中、それ以降も土曜日、日曜日の休日、巡回させ、自粛の呼びかけをしっかりとやっていきます。

次に、すでにお知らせいたしております、市所有施設の利用休止、利用制限についても、引き続き延長いたしますので、ご理解ください。

市といたしましては、市民の皆さまにエリアワンセグ、市のホームページ、広報おわせ、防災無線、自治会等の回覧、また、報道機関のご協力を得ながら、あらゆる手段をもって、適宜、正確な情報をお届けいたします。

大切な命を守るため、皆さまと力を合わせ「オール尾鷲」でコロナウイルスに打ち勝ってまいりたいと思いますので、ご協力のほど、よろしくお願い申しあげます。

尾鷲市公式YouTubeチャンネルより