【尾鷲市】市長からのお願い(2020年5月7日)
市長からの市民の皆さまへのお願い全文は以下のとおりです。
市長の加藤千速でございます。市民の皆さまに、5月7日午後5時現在の「新型コロナウイルス感染症対策」についてお知らせいたします。
尾鷲市では現時点での陽性患者は4月17日発症の一名を除き、他に出ておりません。
市も感染症阻止に、更なる緊張感をもって取り組んでおりますので、市民の皆さまにはご理解、ご協力の程、お願い申しあげます。
さて、ゴールデンウィーク期間中は人の移動が激しくなり、ウイルス感染症が拡大するのではないかと、大きな心配と懸念の中、いろいろと対策を講じてまいりましたが、市民の皆さまのご協力を得ながら、何とか、この大きな山を、無事、乗り越えることができました。
皆さまの忍耐と努力があったればこそと、心から感謝申しあげます。
しかし、全国的にコロナウイルス感染症の拡大は多少減少傾向にあるとはいえ、未だ収まる気配がない中、政府は「緊急事態宣言」の期間を5月31日まで延長しました。
三重県におきましても、「緊急事態措置」の実施期間を、国と同様、5月31日まで延長しました。
このような状況下、市民の皆さまには、更に、ご不自由をお掛けし、不安と心配の毎日をお過ごしのことと、お察し申しあげます。
尾鷲市では、今後も引き続き、感染防止策を徹底していかなければなりません。
そこで、繰り返しになりますが、皆さまに3つのことをお願いします。先ず第1は、外出はなるべく控えていただくようお願いします。外出する場合、3つの密を避け、人との距離(約2mぐらい)を十分保ってください。
そして、家にいるときは換気を必ず行ってください。
また、県外から尾鷲への帰省や来訪を暫く、控えていただくよう強く呼びかけてください。
2つ目は、手洗いやうがいをこまめに行い、健康管理を十分行ってください。
3つ目は、人がたくさん集まる場所への利用を控えてください。
次に、企業・団体の皆さまにお願いします。
県外におられる従業員や取引先等の尾鷲への来訪を当分の間、避けていただきますよう強く要請します。
また、釣りやキャンプなど、レジャーや観光で、外から訪れる方々に対しましても、当分の間、尾鷲市への来訪を慎んでいただくよう、強く要請しており、しっかりと対応してまいります。
具体的には、ユーチューブや防災無線、あるいは看板等で、利用の自粛を要請しており、土曜日・日曜日の休日には、市の広報車を巡回させ、自粛の呼びかけをしっかりと、やっていきます。市といたしましては、市民の皆さまに、あらゆる手段をもって、適宜、正確な情報をお届けいたします。
市民の皆さま!ご自身やご家族、ご友人の大切な命を守るため、皆さまと力を合わせ「オール尾鷲」でコロナウイルスに打ち勝ってまいりたいと思いますので、ご協力のほど、よろしくお願い申しあげます。
尾鷲市公式YouTubeチャンネルより