【伊賀市】新型コロナウイルス感染症に関する伊賀市長からのメッセージ(2020年4月2日)

運営主
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新型コロナウイルス感染症について、大事なお知らせをします。

伊賀市で感染者が出ました。患者さんは20代の男性で、お住まいは伊賀市、職業は会社員です。症状と経過は、3月29日(日)の朝37.5度の熱があり、30日(月)には倦怠感があったそうです。そして、31日(火)には37.1度の熱と倦怠感が続き、せきとたんが少しあったということです。そこで、帰国者・接触者相談センター(伊賀保健所)に相談して、医療機関においてPCR検査をするため検体を採取しました。その結果、4月1日(水)に陽性と確認されたということで、県内の感染症指定病院に入院しています。現在は、熱が下がり、倦怠感やせき、たんなどの症状はなくなったものの、味覚障がいが残っているということです。

市内で患者さんが確認されたことから、私たちのまちでもしっかりとした対応を、みんなでしていかなければならないフェーズ(局面)に入ったと考えています。

これまで、若い人は感染しても症状が軽いとか、感染しないとか言われたり、思ったりしている人が多かったと思いますが、若い人でも死に至ることもあります。あらゆる世代の人に関心をもっていただいて、行動していただきたいと思います。

特にご注意いただきたいこととして、「換気の悪い密閉空間」「大勢の人が集まる密集した場所」「間近で会話・発声する密接する場面」という、いわゆる3密という場面をぜひ避けていただくようにお願いします。また、こうした環境にある店では、なるべくそうした店舗環境を改善していただきたいと思います。

いずれにしても、「心配だな」というときには、すぐに病院に行かずに、帰国者・接触者相談センターへ電話で相談してください。大事なことは、「かからない」「広げない」という意識を、私たち市民がもつことだと思っています。この点をしっかり留意いただき、早く新型コロナウイルス感染症罹患がおさまるようにしていきたいと思います。

ご協力をよろしくお願いします。

※帰国者・接触者相談センター 電話:0595-24-8070(夜間059-229-1199)

令和2年4月2日
伊賀市長 岡本 栄

忍者市YouTubeチャンネルより